一口に言えば、人材不足にもかかわらず、民間の専門家を一人も採用しようとし
ない、いわゆる旧態依然とした党人中心の「派閥人事」である。
小沢幹事長が裏で人事を工作している限り、民主的な適材適所の内閣は誕生しな
い。半年以内に内閣改造は必至である。改造しなければ、かつての細川内閣同様、
内閣の早期解散に追いやられるだろう。
有権者たちの「変化」への期待が大きかっただけに、失望感から来る怒り (逆風
) も殊更強まるだろう。このままだと、来春、桜が咲き始める時分に、鳩山内閣
(実質的には小沢氏の傀儡政権)が散り始める可能性がある。
花咲けど 実一つ結べず 風に散る
問題は、野党側に回わされた自民党が、寄付金 (企業献金) 不足のため、それま
でに空中分解 (破産) しているかどうかである。。。
私個人は、鳩山内閣による内政には余り期待できないが、「岡田外交」による独立国
「ニッポン」の欧米 (特に米国) との対等な外交関係の確立 (敗戦後半世紀以上続く
「米国追従外交」からの脱却) に期待したい。 岡田外相の健闘を心から祈る!
さて、公明党の今後の行方は? 賞味期限の切れた自民党との共闘にはもう旨味
が全くなくなった! それでは、新しい与党の民主党に接近して、社民党のごと
く「おこぼれ」を頂戴せんとするか、それとも共産党のごとく、どの政党とも共
闘せず、かたくなに、いわゆる「是々非々」(実際には「非々」ばかり)の立場を取るだろうか。。。
創価学会の信者たちは、公明党に一体何を望んでいるのだろうか?
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