2012年のノーベル賞授賞式が、アルフレド・ノーベルの命日である10日夕、
スウェーデン・ストックホルム市内のコン
サートホールで開かれ、京大の
山中伸弥教授(50)が、カール十六世グスタフ国王から医学生理学賞の
メダルと賞状を授与された。 授賞式後、ストックホルム市庁舎で開催された
晩さん
会に出席。共同受賞者の英ケンブリッジ大名誉教授、ジョン・ガードン
さん(79)がスピーチで 「山中さんの iPS 研究のおかげで, 自分が50年前に
やった研究の価値
が理解されるようになった」 とたたえると、受賞と大先輩の
賛辞の二重の栄誉に喜びの表情を浮かべた。
山中教授は10日午前 「授賞式はマラソンに例えると折り返し地点。これまで
基礎研究がメーンだったが、臨床応用というゴールが遠くに見えてきている。
マラソンもそうだが, 後半の方が大変なので、頑張りたい」 と述べ、受賞者には
極めて珍しい 「マラソン・ランナー」 として、式典に臨んだ (東京新聞)。
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