人々の “健康促進” のために!

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2015年春、沖縄の琉球大学キャンパス内 (産学共同研究棟) に立ち上げた “PAK研究センター” の発足メンバー(左から4人目が、所長の多和田真吉名誉教授)
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2013年8月6日火曜日

オリバー・ストーン語る:トルーマン米大統領は「大ウソツキ」だった!
「原爆」を広島/長崎に投下する正当性は全くなかった!

アカデミー賞の受賞作品「プラトーン」などで知られ、米国の軍事展開を批判する
米映画監督のオリバー・ストーン氏(66)が、広島の原爆の日など に合わせて
来日している。15日まで長崎、沖縄を回り、原爆や米軍基地問題について人々
と対話する予定だ。

トルーマン米大統領による日本への原爆投下に「正当性は全くなかった!」と指摘、
「歴史を正 しく記憶することが大切」と訴えている。

 「米国は日本がソ連に侵略されることを恐れていた。 だから日本が降伏したがっ
ているのを知りながら、ソ連のスターリンを威嚇するため、日本に原爆を落とした」

(つまり、原爆投下はトルーマン大統領の「反共政策」の一環に過ぎなかった!)。
広島市で市民団体のシンポジウムなどに参加したストーン氏は強調する。

 昨年、歴史学者でアメリカン大准教授のピーター・カズニック氏とテレビドキュ
メンタリー「もうひとつのアメリカ史」を制作、同名の本を出版した (日本語版
は早川書房「オリバー・ストーンが語るもうひとつのアメリカ史」)。公文書を
ひもとき、戦時中から今のオバマ政権まで続く覇権主義に疑問を投げ かける内容
だ。

 すべての元凶とみるのが日本への原爆投下。戦争を早く終わらせ、多大な犠牲
を防ぐのに必要だったという米国の正当化理論に対し、ストーン氏は「私 も長年、
投下は正しかったと信じていたが、それは神話、ウソだと分かった。今も子ども
たちはウソを教えられている」と指摘する。(朝日新聞:2013年8月6日朝刊から抜粋
/編集)

 注釈:
1995年出版のガー・アルペロビッツ著「Decision to Use the Atomic Bomb」
(原爆投下決断の内幕)によれば、トルーマン大統領の原爆使用に関する弁明(原
爆は日本の降伏を早める目的だった)が、実は「真っ赤なウソ」であるばかりで
はなく、原爆を使用せんがために、正に降伏しかかっていた日本の降伏を故意に
遅らす策略も画した。 つまり、終戦直前の6月になるまで、米国では原爆がまだ
製造されていなかった。 そこで、2種類の原爆製造が完成するまで時間稼ぎに、
トルーマンはポツダム宣言で、日本に無条件降伏(天皇制廃止)を要求した。日
本がこれを拒否することをお見通しだったのだ。 馬鹿な日本政府はその罠にまん
まとはまって、ポツダム宣言を拒否した。 こうして、米国は日本の降伏直前(8
月)に、初の(人体実験用)原爆(ウラニウム弾とプルトニウム弾)を一発ずつ
用意することができた! その実験結果は我々の歴史が周知するところである。

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