沖縄には戦後、特に現在、少なくとも2種類の難病がはびこっている。一つは「米軍基地依存病」である。勿論、この病気は、米国と日本本土の保守的な政治家が沖縄の住民たちに無理矢理に押しつけた感染症であり、翁長知事が目下その治療にあたっているが。 さて、いわゆる「基地文化(病)」 に伴って、もう一つの難病が沖縄の伝統的な「健康長寿」を脅やかしている。 「肥満症」である。 今日、沖縄女性の4分の1、 沖縄男性の4割近くが肥満症といわれている。 しかしながら、沖縄を肥満症から救う方法は、本人にその意志されあれば、いくらでもある。 肥満症は癌や認知症と共に、いわゆる「PAK依存症群」に属する。従って、PAKを遮断するゴーヤなど沖縄特有の伝統的な食品を努めて食べれば、肥満症は自ずから解消できる。
これに加えて、サポニンが豊富に含れている海鼠(ナマコ) のエキスを摂取すると、肥満症が予防、解消されることが、最近になって、中国上海の漢方医学大学のグループによって、動物 (マウス) 実験で実証された (1)。 そのメカニズムについては、その一つは脾臓リパーゼを直接阻害することによって、なされるらしい。
さて、ナマコのエキスには、抗癌作用や育毛作用があることが既にわかっている (前述)。 これらの薬効は、恐らくPAK遮断作用によるものであると我々は確信している。その理由の一つは、ナマコのサポニン中には (PAK依存性の) メラニン色素合成を抑える (美白) 作用もあることが、つい最近わかったからである。
我々は、ナマコ 中に存在すると思われる新規PAK遮断剤 「Namacoin(s)」 の化学的同定を急いでいる。
参考文献;
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