2015年制作の山岳映画「エベレスト」をテレビで観ながら、そう感じた。 この映画は1996年5月にエベレスト登頂 (下山) 中に起こった悲劇 (難波康子さんを含む 6名のベテラン登山家の遭難死) に基づいて制作された2時間半に渡るドラマ映画である。
エベレストの登頂に最初に成功したのは、1953年の英国登山隊に加わったニュージーランド出身のエドモント=ヒラリーと(ネパールのシェルパ族) テンジン=ノーゲイだった。その成功は「前人未踏」の快挙だった。以来、田部井淳子 (1975年登頂) など2000名以上の登山家 (女性だけでも40名近く) が、1996年の5月までに、この世界最高峰の頂上に達した。従って、登頂に成功した本人にとっては快挙かもしれないが、ヒラリーとテンジン以外は、先人の言わば「猿真似」(二番煎じ) に過ぎず、前人未踏の快挙では決してない。
そして、その「二千番煎じ」のために、登山の途中や下山中に遭難死した者は数限りない。1996年の商業的エベレスト遠征の場合も、登山落伍者を助けるために引っ返したベテラン登山家 (引率者) ロブ=ホールまでも、「遭難の道連れ」になった!
私自身も登山家の端くれではあるが、エベレストで「猿真似」をしようと思ったことはない (もっとも、めざしても成功しなかったかもしれないが)。 命をかけてまで、猿真似をする価値がなかったからである。私にとっては、穂高、槍、マッターホルンなどの登頂で十分満足できた。我が哲学に従えば、「登山は健康のため」にやるもので、健康を度外視してまでやる価値は全くない。
我が亡父から生前に教わった貴重な言葉がある。(義務教育が終わったら) 他人の猿真似をするな! 自分自身の「エベレスト 」をめざせ! つまり、「自分自身にのみなし得る前人未踏の (ユニークな) 仕事を探し当て、それを達成するために全力 (一生) を尽せ」という教えである。 私自身の「エベレスト」は、強力なPAK遮断剤「15K」を市販に導くことである。 そうすれば、癌患者ばかりではなく、一連のPAK依存性疾患 (いわゆる「PAK過剰症候群」) 、例えば、NF (神経線維腫症) などの脳腫瘍、認知症、炎症、一連の感染症、高血圧、自閉症、鬱病、ALS, 糖尿病、パーキンソン氏病、肥満症などの患者にも恩恵を与えることができる。そして、何よりも「健康長寿」を全ての人々にもたらすことができる。それほど素晴らしい (40年以上に渡る)「前人未踏」の仕事が今、私の目の前に控えている。
だから、小泉進次郎氏には、「自民党をぶっ潰せ!」と呼びかけたい。 少なくとも腐り切った「安倍内閣」をぶっ潰して欲しい!
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