1980年代末に、エーザイ (杉本八郎ら) とファイザーにより共同開発された「アセチルコリンエステラーゼ」阻害剤 「ドネペジル」塩酸は目下、認知症 (アルツハイマー病) の治療薬(ジェネリック)として使用されているが、最近になって、この薬剤には抗炎症作用もあることが明らかになってきた。更に、抗炎症作用のメカニズムを詳しく調べてみると、痛みの源泉「プロスタグランディン」を生産する酵素「COXー2」を抑えていることが判明した (1)。
前述したが、「COXー2」遺伝子の発現にはPAKが必須である。従って、ロッシュから販売されている鎮痛剤/抗炎症剤「トラドール」と同様、「ドネペジル」塩酸は、水溶性のPAK遮断剤である可能性が極めて高い。 実際、「ドネペジル」の化学構造は、CAPEやクルクミン (PAK遮断剤) と良く似ている。 言い換えれば、「トラドール」あるいはその誘導体も、癌ばかりではなく、認知症の治療にも(将来) 使用しうる可能性がある。
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