1960年以来54年振りに、浦和高校のラグビー部が公立高校を代表して、花園
で開催される全国選手権大会へ出場が決まった。公立高校の中で、最高の東大
合格者数(46名)を誇るエリート校が、スポーツの分野でも久々の快挙である。
「文武両道」を見事に証明している。
実は1960年ごろ、公立高校から少なくともエリート2校が、花園ラグビー場
で熱戦を展開した。 埼玉代表の「浦和」と、東京(第2)代表の「日比谷」だった。
東京第1代表はもちろん、(優勝候補の)私立の名門「保善」だった。 私の母校
"日比谷"は、当時(毎年)180名前後の東大合格者を出していた。日比谷は一般の
予想を裏切って、この全国大会で、私立の強豪を次々に破り、準々決勝まで進み、
全国「ベスト8」という輝かしい歴史を残し、「文武両道」の最高潮に達した。
我々高3がチームの主力で、特に我々の同級生がイレブンの過半数を占めて
いたから、印象が特に深った (高校卒業直前の最高の思い出となった!)。
残念ながら、その後1967年の悪名高き「学校群制度」によって、名門「日比谷」は
「文武」共に、衰退の一途を辿ってしまったが。
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