http://www.the-miyanichi.co.jp/hito/_4607.html
宮崎日日新聞の上記記事 (2014。3。13) によれば、南九州や沖縄に多い癌、成人T 細胞白血病(ATL)の原因となる成人T 細胞白血病ウイルス(HTLV-1)の保有者は全国に約100万人ともいわれているが、この癌の発症はわずか5万人。
宮崎大学医学部の森下和広教授(58)は、ATL患者の遺伝子解析を介して、抗癌蛋白「NDRG2」の機能不全を突き止め、新薬開発へ道筋をつけた。「ATLは発症すると根治が難しいが、患者の不安を取り除けるといい」と笑みをこぼす。
森下教授がATL研究に本格的に取り組んだのは2000年の宮崎大学赴任から。東大医科学研究所や国立癌センターなどで白血病研究に携わってきたが、九州以外でATLの症例数が少なく研究できなかった。「宮崎赴任が決まり、絶対ATLをやろうと決めた。 何としても病気のメカニズムを解明しようと思った」。
さて、「NDRG2」はもう一つの抗癌蛋白 (フォスファターゼ)「PTEN」を脱燐酸化することによって、活性化する機能を持つ。 その結果として、PAKを遮断する。 言いかえれば、プロポリスなどのPAK遮断剤はATLの予防/治療に有効であるはずである。前述したが、沖縄特産のプロポリスには、プロポリンGなど、「PTEN」を活性化することによって、PAKを遮断する特殊なフラボノイドが豊富に含まれている。更に、このプロポリスの起源植物である沖縄の「オオバキ」の葉や若芽にも、このフラボノイドがタップリふくまれている。 従って、ATLの特効薬は実はすぐ目前にあったわけである。。。 蛇足ながら、プロポリスなどの(安価な) 健康食品を信用できぬ患者には、(高価であるが) 市販の医薬品 であるFK228=CTCLの特効薬やフィンゴリモド=MSの特効薬などのPAK遮断剤をお勧めしたい。
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