パッションフルーツの実には種が沢山入っているが、あの種には美白作用があるそうだ。数年前の森永KK (横浜) による研究報告
によれば、美白作用を示す主成分は「ピシアタノル」と呼ばれる。 このポリフェノールは ”健康長寿の素” として最近騒がれている「レスベラトロール」が胃腸や肝臓で酸化されて生じる天然PAK遮断剤の一種である。
によれば、美白作用を示す主成分は「ピシアタノル」と呼ばれる。 このポリフェノールは ”健康長寿の素” として最近騒がれている「レスベラトロール」が胃腸や肝臓で酸化されて生じる天然PAK遮断剤の一種である。
実は最近、大阪に住む友人からメールをもらい、最近購入した「石垣島」産の香りの良い化粧クリームの中に、(前述した)ゲットウ(月桃)やローズマリーの葉エキスばかりではなく、パッションフルーツの種子由来のエキスも含まれているから、美白効果が期待できるという、いわゆる「効能書き」が入っていたが本当か? という問い合わせがあった。それに答えて、実際に文献調査した末、それが事実であることが判明した。
参考文献:
1. Matsui
Y, Sugiyama
K, Kamei
M, Takahashi
T, et al.
Extract of passion fruit
(Passiflora edulis) seed containing high amounts of piceatannol inhibits melanogenesis and promotes collagen synthesis. J Agric Food Chem. 2010 ; 58: 11112-8.
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