フレデリック・サンガー(英国の偉大な生化学者)が20日, ケンブリッジの病院で睡眠中、そのまま永眠についた。 95才の大往生だった!
1940年にケンブリッジ大を卒業後、生化学者となる。1958年に血糖値を調節するインスリンの構造 (アミノ酸配列) 決定で、1980年には
DNAの構造 (塩基配列) 決定 法 (いわゆる「サンガー法」)の開発に関する研究で、ノーベル化学賞を2度も受けた。
"ゲノム時代の父" とも呼ばれている。
サンガー博士は、我々「生化学者/分子生物学者」たちの「鏡」だった。進歩的な
クエーカー教徒で、第2次世界大戦では、自らの良心(平和主義)に従い、従軍
を拒否したそうである。
彼に関する詳しい伝記については: http://en.wikipedia.org/wiki/Frederick_Sanger
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