「脱原発」を唱えて、(東京区から当選した)無所属の参院議員、山本太郎が
最近、(円遊会で)天皇に手紙を直に手渡しとして、国会で総スカンを受けてい
る。 私は海外に40年以上、豪州に25年以上永住しているから、山本太郎と
いう議員の人間性について、詳しくは知らない。 しかし、私が彼のような立場に
あったら、きっと天皇に直訴(直接、手紙を手渡)しただろう。日本の政党(与党で
も野党でも)に属する政治家連中に何を訴えても、真面目に受け取ってくれない
からだ。 いわゆる「政治評論家」連中にしても同様だ!
天皇は今や「神聖な存在」ではなく、生身の人間なのだ。しかも(平成天皇は、
昭和天皇と違って)民衆の苦しみを受け止める心を明らかに持っている。 私も
その昔、天皇家に手紙を出したことがある。宮内庁で全部押収(闇に伏)されたが。
従って、本人が円遊会に招待された(絶好の)機会に直接、書簡を手渡す以外に
方法がないのだ。今回の場合も、手紙は結局、宮内庁の役人に押収されたが、
直訴という事実だけは少なくとも社会に報道された! 私から観れば、山本太郎に
議員辞職を迫る(袋叩きをしている)与野党の議員連中こそ、「税金のタダ食い」
をしている輩だ!
少数派に対する受け皿が全くなくなると、どういう事件が発生するか、賢明な人
なら容易に想像できるだろう。 昔なら(大塩平八郎などによる)一揆が起こる。
今なら首相官邸爆破、国会爆破などのテロが各地で続発する。 中国ウイグル
地区 (山西省) の住民による北京広場での自爆テロなどが、その典型的な例である
。
自分たちの怠慢で人災を起こした「東電」が、自身の尻拭いを国民の血税に全部頼
り、自社はヌクヌクと利益を上げている。 これほど「不敬」なパーフォーマンス
がどうして許されるだろうか? 怒りの余り、東電の本社を爆破する人々がそのうち
出てくるかもしれない。。。 1949年の米国映画「Fountainhead」(ゲーリー・クーパー主演) の
有名な爆破シーンが目に浮かぶ。
山本太郎を批判する前に、自分が少数派に属する人々からの切実な訴えの受け皿に
なる努力を深思にしているかどうか自問自答してもらいたい!
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