更に、その薬理作用を分子レベルで調べてみると、抗癌キナーゼ「AMPK」を活性化することが判明した (2)。「AMPK」の活性化がPAK遮断に直接つながることは前述した。従って、この物質の様々な薬理作用はPAK遮断によることは疑いの余地なしである。 同じ南米アマゾン産の苦木 (にがき) の幹には「グローカルビノン」と呼ばれる強力な (すごく苦い) PAK遮断剤が含れていることを前述したが、ラパチョ茶は幸い苦くない! 従って、子供たちにも気軽に勧められる。
参考文献:
- Kim JH, Lee SM, Myung CH, Lee KR, et al. Melanogenesis inhibition of β-lapachone, a natural product from Tabebuia avellanedae, with effective in vivo lightening potency. Arch Dermatol Res. 2015 , in press.
- Bae JH, Kim JW, Kweon GR, Park MG, et al. Corpus cavernosal smooth muscle relaxation effect of a novel AMPK activator, beta-lapachone. J Sex Med. 2011 ; 8: 2205-14.
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