人々の “健康促進” のために!

人々の “健康促進” のために!
2015年春、沖縄の琉球大学キャンパス内 (産学共同研究棟) に立ち上げた “PAK研究センター” の発足メンバー(左から4人目が、所長の多和田真吉名誉教授)
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2015年2月1日日曜日

白血病も PAK遮断剤 で治療しうる可能性あり!

ほとんど全ての固形癌/腫瘍 (例えば、スイゾウ癌、大腸癌、乳癌、NF)の増殖はPAK依存性であり、プロポリスなどのPAK遮断剤で治療しうることを何度も前述した。 さて、血中の癌「白血病」は一体どうだろうか?  白血病は一般に増殖が早く、 (脱毛、免疫能の低下などの副作用のある) 従来の制癌剤 (例えば、DNA/RNA毒や微小管毒) によって、治療しうるので、私の専門ではない。 私の主な仕事は、従来の制癌剤では治療できぬ多くの固形癌やNF/TSC腫瘍を治癒しうる薬を緊急に発掘/開発することにあるからだ。

しかしながら、白血病を 「副作用なしに」 治療したい患者やその家族のために、白血病の病因についても、最近に至って、少し文献調べをしてみた。

数年前の台湾の研究グループからの報告によれば、白血病「APL」(急性骨髄性白血病) の治療にも、CAPEを含むプロポリス (例えば、Bio30) が効くそうである (1)。 さらに、アマゾンの密林に生息する苦木由来のエキスはマラリア治療用の伝承薬であるが、30年以上昔、その有効成分が 「グローカルビノン」 というクアシノイドであることが発見され、しかも 「APL」 などの白血病にも効くことが分かったが、ごく最近になって、我々の手で、このハーブ薬剤が (スイゾウ癌/大腸癌などに効く) PAK遮断剤であることが動物実験で確認された (2)。 従って、白血病の多くも 「PAK依存性の癌」 の部類に属する可能性が出てきた。

従って、副作用なしに白血病を治したい患者には、プロポリスなどのPAK遮断剤をお勧めしたい。 更に、プロポリスは従来の制癌剤とは逆に、免疫機能や発毛を増強する作用も兼ね備えているという事実も付け加えておきたい。

参考文献:
  1. Kuo HC, Kuo WH, Lee YJ, Wang CJ, et al. Enhancement of caffeic acid phenethyl ester (CAPE) on all-trans retinoic acid-induced differentiation in human leukemia HL-60 cells. Toxicol Appl Pharmacol. 2006 ; 216: 80-8.
  2. Maruta H. Herbal Therapeutics that Block the Oncogenic Kinase PAK1: A Practical Approach towards PAK1-dependent Diseases and Longevity. Phytother Res. 204、28、656-72.PAKを遮断するハーブ類に関する総説



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