しかしながら、白血病を 「副作用なしに」 治療したい患者やその家族のために、白血病の病因についても、最近に至って、少し文献調べをしてみた。
数年前の台湾の研究グループからの報告によれば、白血病「APL」(急性骨髄性白血病) の治療にも、CAPEを含むプロポリス (例えば、Bio30) が効くそうである (1)。 さらに、アマゾンの密林に生息する苦木由来のエキスはマラリア治療用の伝承薬であるが、30年以上昔、その有効成分が 「グローカルビノン」 というクアシノイドであることが発見され、しかも 「APL」 などの白血病にも効くことが分かったが、ごく最近になって、我々の手で、このハーブ薬剤が (スイゾウ癌/大腸癌などに効く) PAK遮断剤であることが動物実験で確認された (2)。 従って、白血病の多くも 「PAK依存性の癌」 の部類に属する可能性が出てきた。
従って、副作用なしに白血病を治したい患者には、プロポリスなどのPAK遮断剤をお勧めしたい。 更に、プロポリスは従来の制癌剤とは逆に、免疫機能や発毛を増強する作用も兼ね備えているという事実も付け加えておきたい。
参考文献:
- Kuo HC, Kuo WH, Lee YJ, Wang CJ, et al. Enhancement of caffeic acid phenethyl ester (CAPE) on all-trans retinoic acid-induced differentiation in human leukemia HL-60 cells. Toxicol Appl Pharmacol. 2006 ; 216: 80-8.
- Maruta H. Herbal Therapeutics that Block the Oncogenic Kinase PAK1: A Practical Approach towards PAK1-dependent Diseases and Longevity. Phytother Res. 2014、28、656-72.PAKを遮断するハーブ類に関する総説
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