人々の “健康促進” のために!

人々の “健康促進” のために!
2015年春、沖縄の琉球大学キャンパス内 (産学共同研究棟) に立ち上げた “PAK研究センター” の発足メンバー(左から4人目が、所長の多和田真吉名誉教授)
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2014年10月20日月曜日

三大「無用の長物」: 万里の長城、核エネルギー (核兵器/原発)、PAK1


世の中には、「害あって益無し」という、いわゆる「無用の長物」(ガラクタ) が沢山存在する。中国 (漢民族) の王朝が長らく誇っていた「万里の長城」はその代表的な例である。周囲の外敵の侵入をとうとう防ぐことができなかったからだ。中国大陸に君臨した最後の王朝「清」は漢民族ではなく、実は「万里の長城」の北方から侵入してきた満州民族である。戦後は「核兵器」(原爆や水爆) が「ガラクタ」の一例に加わった。核兵器戦争は明らかに「人類の破滅」を意味するからだ。例の福島原発事故以来、原発を含む核エネルギー全体も、無用の長物になりつつある。少なくともドイツでは、「原発の廃止」を決定した。石炭や石油、天然ガスなどの「化石」エネルギーに加えて「グリーン=エネルギー」(太陽光/水力/風力) を駆使すれば、原発の廃液を処理する場所を摸索する必要がもはやなくなるからだ。

最近、もう一つ新しい「無用の長物」が発見された! 発癌や老化などを促すキナーゼ (蛋白質燐酸化酵素) の一つである「PAK1」である。この酵素が何らかの原因で異常に活性化されると、癌を始め認知症など様々な難病が発生する。しかも、明らかに我々の寿命を縮めている。誰がそんな酵素 (キナーゼ) を欲するだろうか?  前述したが、この酵素に機能が良く類似している「PAK3」を欠損したマウスでは、「PAK1」も欠損すると初めて、生後の脳の成長が遅くなり、結局IQ (知能指数) が低下する。従って、「PAK1」は「PAK3」の機能が何らかの原因で極度に低下した場合にだけ役立つ言わば「災害救助隊」(自衛隊) のような
役割を演ずる。それが異常に武力 (戦力) を強めると、海外で忌まわしい侵略戦争を起した戦前の「日本帝国軍」のような存在に変身する。  従って、平時は極力その活性を抑えておくことが肝心である。自衛隊の戦力は「戦後の憲法第9条」で何とか70年近く抑えることができた! PAK1の活性はプロポリスなどの安価な天然の PAK遮断剤 で、副作用なく抑えることができる。

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