人々の “健康促進” のために!

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2015年春、沖縄の琉球大学キャンパス内 (産学共同研究棟) に立ち上げた “PAK研究センター” の発足メンバー(左から4人目が、所長の多和田真吉名誉教授)
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2014年12月14日日曜日

世界の平和を守る「7人の侍」: 国連の安保「常任」理事国を「編成変え」せよ!



第二世界大戦が終了したから、来年で既に70年になる。終戦直後に(世界平和をめざす)国連が設立された。その設立に主動的な役割を果たした戦勝連合国5カ国(米ソ中英仏)が国連の安全保障理事会常任理事国になった。さて、その中で、中華民国が1949年の共産革命により、中華人民共和国に入れ替わると共に、ソ連が1990年ごろに解体して、ロシアがソ連に入れ替わった。さて、戦後70年を迎えて、英国とフランスは(世界平和にために)一体どれだけの貢献が実際にできるのだろうか? 現在の常任理事国が共通に保有しているのは、核兵器である。 とすると、「核兵器の保持が世界平和を維持する原動力になっている」と解釈すべきなのだろうか? 

もし仮に、国連を「世界の人々を代表する議会」と解釈すれば、安保理事会常任国は、人口(有権者)の最も多い5大国(「世界人口の過半数」を占めている中国、インド、米国、インドネシア、ブラジル)であるべきだろう。ロシアと日本は人口ランキングでは、9位と10位を占めているに過ぎない。英仏の人口はそれ以下である。従って、今の国連常任理事会の構成は世界の「デモクラシー」の原理に明らかに反していると言えるだろう。核ミサイルの発射ボタンを押しうる「核中」(核兵器中毒)にかかった諸国により国連が牛耳られていると言わざるをえない。このような片寄った「衆愚政治」をいつまでも放置してはいけない!  前述したが、「核中」は「アル中」同様「愚者」であるからだ。

しかしながら、英仏露の3カ国は当然、常任理事国からの「締め出し」に真っ向から反対するだろう。そこで妥協(解決)案として、次のような提案をしたい。国連憲章の5章23条を大幅に改正して、「安保」常任理事国を上記の最多人口の5カ国に、(西ヨーロッパを代表する) 「EU」と (東欧を代表する) 「ロシア」を加えて7カ国(いわゆる「7人の侍」= ”Magnificent Seven”)とすれば、恐らく意義はないだろう。

あるいはもっと端的に、国連総会による投票で、常任理事国として上位7カ国が7年ごとに選出されるという新しい仕組みに国連憲章を改定するのもよかろう。そうすると、世界平和を邪魔する大国が次第に「常任理事国クラブ」から姿を消す(除外される)仕組みになる。。。

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