My Own Opinion (私の視点)

In an early 2006, at age 63, I decided to retire from my full time cancer research. I thought the time was finally ripe to start working voluntarily to help people around the world who are suffering from a variety of formidable illness, poverty, and injustice. The free "lateral" thinking would help us solve these "biological" problems more effectively. Break each dividing wall to find the similarity, instead of difference! Also see osaka20420.blogspot.com

2014年1月8日水曜日

ＰＡＫを遮断するハーブの美白効果: 有色人種から白人へ変身しうる?

先日(大晦日の午後)、昔の研究相棒 (賀紅さん) の新居を "引越し祝い" を兼ねて訪問した際、
中国の習慣に習って, 「年越し」ソバならぬ "ゆで餃子" を夕食にご馳走になりながら、
偶然見つかった「世にも不思議な」現象について、彼女から披露をうけた。実は化粧品会社や若い女性が飛びつきそうなビッグ・ニュースだった。

野生の黒マウスには一対のＰＡＫ遺伝子が存在する。その遺伝子の一つだけを欠損させる (heterozygous) と、マウスの体毛は未だ黒い。ところが、２つ目の遺伝子も除く (homozygous) と、体毛が真っ白になる! つまり、ＰＡＫはメラニン色素の合成に必須であることが判明した。
ところで、野生の白マウスや白ウサギの体毛が真っ白 (目は真っ赤！) なのは通常、一対のチロシナーゼ遺伝子が欠損しているからである。
チロシナーゼはアミノ酸「チロシン」を酸化して、ＬーＤｏｐａに変換し、更にメラニンに変換する過程に必須な酵素である。
従って、ＰＡＫがチロシナーゼ遺伝子の発現に必須である可能性が浮上してきた。。。
プロポリスに含まれるＣＡＰＥはＰＡＫ遮断剤だが、これがしばしば女性用の化粧クリームの中に (抗生物質として) 配合されている。ＣＡＰＥが老化現象を抑えることは既知の事実である。従って、ＣＡＰＥによって、お肌を若返えらすばかりではなく、美白効果 (しみ抜き、メラニン色素産生を抑える作用) も期待して良いのかもしれない。。。

というわけで、早速「メラニン色素とＰＡＫとの関係」を検討した文献があるかどうかを調査してみた。数例ほどあった！

昨年の夏に、韓国プサン大学の研究グループによれば、ＰＡＫ遮断剤「ＣＡＰＥ」やクルクミンが
メラニン色素の産生 (転写蛋白「ＭＩＴＦ」を介するチロシナーゼの発現) を抑制することが既に証明されていた (1)。

従って、ＰＡＫを遮断する種々のハーブにより、有色人が白人に豹変しうる可能性が出てきた！
ＰＡＫを１００％抑えれば "白髪" になるだろうが、例えば９０％遮断ならば「金髪のジェニー」、
７０％遮断ならば「赤毛のアン」になるかも知れない。。。その辺の「サジ加減」が微妙そうである！
この意外な発見をネタに、「都知事になった赤毛のアン！」のごとき小説が出版される日がやってくるのはそう遠くないかもしれない。。。
豪州で初めて首相になったジュリア・ギラードも「赤毛のアン」だった。

ともあれ、少なくとも肌のしみやそばかすなど (あるいはNF1患者のカフェオレ斑) をこれらのハーブ入りのクリーム (あるいはプロポリス) で消すことは期待できよう。

参考文献:

1. Lee JY, Choi HJ, Chung TW, Kim CH, Jeong HS, Ha KT.
Caffeic acid phenethyl ester (CAPE) inhibits alpha-melanocyte stimulating hormone-induced
"melanin synthesis" through suppressing transactivation activity of microphthalmia-associated
transcription factor (MITF). J Nat Prod. 2013 ; 76:1399-405.

0 件のコメント:

コメントを投稿

登録: コメントの投稿 (Atom)

「市民を誘導する自由の女神」:
我が玄関前の壁画

ドラクロア作の有名な名画 (フランス革命) を豪州風に描き直した自作壁画. 自由の女神の脇で活躍するのは、豪州の伝説的な英雄 (鉄仮面を被るネッド=ケリー ). 実は、この壁画は数年前に吹き荒れた「アラブの春」を応援して描いたものである。エジプトでアラブ教育を受けた小池都知事は、アラブの春を決して忘れないだろう。「東京の春」も「東京(2020)五輪」直後の総選挙で吹き荒れるかもしれない。

「カッコイイ」日本の「女ターザン」(海女):
昭和時代 (1963年ごろ)

「カッコイイ」日本の「女ターザン」(海女): <br>昭和時代 (1963年ごろ)

写真の出典はもう定かではないが、パール=バック著「The People of Japan」(私の見た日本人) (英文原書は1966年出版、邦訳は2013年出版) によれば、作者の名前「パール」 (真珠) を採る伝統的な海女の姿を撮影するために、カメラマンを連れて、作者自ら志摩半島を訪れ、海女たちと親しく会話したと記してある。この随筆には、失われつつある「日本の良き伝統」が詳しく紹介されている。戦前の日本を知り尽くしている著者が、敗戦後に激しく変わりつつある日本を描写したもので、「レトロな写真集」としても貴重である。

台湾の２０１６年総選挙：　野党「民進党」の圧勝で、初の女性総統が誕生！

「総選挙」（１６。１。１６）で、民進党の蔡英文 (Tsai Ing-Wen) 氏が総統に当選、台湾で初の女性「総統」が誕生した。中国と適当な距離を保ち、台湾の「独立」をあくまでも維持しようとする政策が（台湾の「原住民」を主体とする）国民に受け入れられた。
台湾に隣接する「沖縄」（琉球）政府も、「日米」両政府と適当な距離を保ち、琉球の「自立」を維持する政策を推進すべきである。

早石修 (共編): 快眠の医学

天国で快眠/永眠中の早石教授は、ひょっとすると「テレパシー」で地上の弟子たちを今後も指導し続けるかもしれない。。。今後将来、果してノーベル受賞者が「早石」学派から初めて出るか、それとも「水野」学派から初めて出るか、良い意味での「ライバル同志の先陣争い」(Dead Heat) の結果が楽しみである。。。過去半世紀のマラソンレースでは、早石/西塚コンビがレースを先行していたが、レース途中で故人になってしまったので、恐らく10-20年以内に、3位以下の若い後続グループ中から誰かが先頭ランナーとして飛び出し、独走体勢を築くだろう。

2015 Nobel laureates in physics: Takaaki Kajita and Arthur McDonald

Prof. Carl Heldin:
The head of Nobel Foundation since 2013.

Prof. Carl Heldin: <br> The head of Nobel Foundation since 2013.

Carl is the expert in PDGF receptor and head of Ludwig Institute for Cancer Research (Uppsala Branch). More than 3 decades ago he isolated from serum a peptide called PDGF (platelet-derived growth factor), and later found that its receptor (PDGFR) is an oncogenic Tyr-kinase. More than a decade ago, we found that PDGF in serum activates the oncogenic kinase PAK through the trans-activation of EGFR (epidermal growth factor receptor) by PDGFR. Recently we found that PAK is essential for alpha-MSH-induced melanogenesis, and serum is absolutely required for alpha-MSH-induced melanogenesis, but not for the basal melanogenesis. Currently we are confirming that the melanogenic serum factor is PDGF, and through the PDGFR-EGFR trans-activation pathway, PDGF activates PAK and renders alpha-MSH boost the melanogenesis in melanocytes.

「ミロのビーナス」に手を加えると
「糸紡ぎの乙女」像が復元される。

沖縄本島を襲った台風９号の爪痕

本日未明から、沖縄本島　(那覇)　近くを大型台風（９号）が通過し、（強風と雨のため）傘だけでは外出ができなくなり　(レインコートの備えがないので)、本日は琉球大学にも出勤せず、さらに買い物もできずに、アパートでじっと籠城生活。　アパートのテレビアンテナも強風のため故障したようで、受信できなくなり、トランジスターラジオで時々FMの気象情報を聞いている。　明日には平常どうりに戻るだろう。上記の写真は、沖縄県庁 (那覇市) 近くで、台風によってなぎ倒された大木。For detail, click the above image.

イソップ童話 (Aesop's Fables)

「２１世紀のイソップ童話」の一例： 　２００７年にＰＡＫ１欠損のセンチュウ株 (ＲＢ６８９）の熱耐性を研究中、この株が野生株より長生きする可能性が高いことを知った。センチュウの平均寿命はたった２週間前後である。従って、この株が２倍長生きすると仮定すれば、実験は一ヶ月で終わるはずだった。しかしながら、実際には、５年後の２０１２年になるまで、この株の寿命を測定してくれる専門家が見つからなかった。さて、２００９年にＰＡＫ１欠損の健康そうなマウス株が初めて生まれた。マウスの平均寿命は３年前後である。従って、このマウス株が２倍ほど長生きすると仮定すれば、実験は６年近くかかる計算になる。従って、早くとも２０１５年になるまで、マウスの寿命実験の結果はわからない。幸い、我々の手で２０１２年の末までに、センチュウの寿命実験の結果が出た。野生株の寿命が１７日に対して、ＰＡＫ１欠損株の寿命は２７日、つまり、１０日（６割ほど）長命であることが判明した。従って、この結果を人類にまで延長すれば、「プロポリスなどのＰＡＫ１遮断剤を毎日飲めば、健康長寿間違いなし」 という判定が下ったことになる。さて、マウスに関する寿命実験が実際に米国の国立老人病研究所で開始されたのは、２０１２年と聞いている。従って、２０１7年になるまで、判定結果は我々にはわからない （「センチュウ」対「マウス」の勝負の軍配は、明らかに微小なセンチュウへ挙がった！）。

「ウルソール酸」（Ursolic Acid）誘導体

Ursolic Acid (UA) is a herbal PAK-blocker which directly inhibits the oncogenic Tyr-kinase JAK2, which is essential for the activation of the oncogenic/ageing kinase "PAK1". Although the anti-cancer activity of UA itself is relatively weak (IC50 =around 20 micro M), mainly due to its acidicity (poorly cell permeable), its anti-cancer activity can be dramatically boosted by two different chemical modification. The first modification is the attachment of water-soluble "Triazole ring" to the carboxyl group at C28. The second modification is replacement of hydroxyl group at C3 by amino group. The first and second modifications boost its anti-cancer activity by 200 and 20 times, respectively. Thus, in theory, if we combine these two modifications, we could boost its anti-cancer activity by upto 4,000 folds (the final IC50: 5 nM). That would be one of our research goals at PAK Research Center in Okinawa.

For Whom The Bell Tolls (1943):
ヘミングウエー原作「誰がために鐘は鳴る」

アーネスト＝ヘミングウエー（１８９９ー１９６１）は、この作品や「武器よさらば」、「日はまた昇る」、「老人と海」などの名作を書き、１９５４年にノーベル文学賞を得る。医者を父に持つヘミングウエーは元来、（冒険好きの）平和主義者であり、第一次世界大戦では赤十字要員として戦場で活躍、第二次世界大戦では従軍記者として、戦場に出かけた。映画では、ロベルトというアメリカ青年とマリアという純真なスペイン娘との間のはかない（たった３昼夜の）恋がに強調される余り、ロベルトを感化した年老いた（肝心な）猟師アンセルモの人格が浮き彫りにされていない。私の考えでは、このアンセルモが作者自身の「変身」であるような気がする。（カトリック教の信仰を捨て、「ファッシズム」打倒のためにゲリラ戦に加わった）アンセルモの哲学については、この小説の邦訳（上下）が新潮文庫から出版されているので、それを参照されたし。 For detail of this author, click the above image.

Malcolm Turnbull: Ousting “silly” PM
(Tony Abbott) in Australia

Our current PM (Tony Abbott) in Australia is a “lap-dog” of Queen Elizabeth II in UK, causing a “knight” mare for our government. However, Malcolm Turnbull (see the above image) is a “republican” independent of the queen (United Kingdom) and a far wiser (truely "liberal") politician. So liberal or progressive “Aussie” people would prefer Malcolm to replace the sillyTony Abbott, leading the current government as soon as possible. On September 14, 2015, Malcolm ousted Tony at last.

全豪テニス（２０１５）：　ギリシャ系豪州人 (１８歳) が初の「ベスト８」入り！

メルボルンには、ギリシャ系やイタリア系の移民が多い。２５日の夕方、地元のギリシャ系豪州人（Nick Kyrgios、１８歳) がイタリア人 (Andreas Seppi) と４回戦でぶつかった。Seppi は先日、優勝候補 Roger Federer (２) を３回戦で破った選手である。セットカウント２対２の後、最終セットで１８歳の若者が熱戦の末８ー６で Seppi を見事に破って、初の「ベスト８」入りを果たした。豪州のテニス界はその昔、ロッド=レーバーやマーガレット=コートなどの名選手を多く輩出したが、１０年以上前にPat CashやPat Rafter がウインブルドン/US Open で優勝して以来、泣かず飛ばずがしばらく続いていた。そこで、「トマホーク」ヘアスタイルのKyrgios (「Curious」のごとく発音する) の快挙に全スタジアムが沸き立った。２７日の準々決勝でKyrgios は英国のウインブルドン優勝者 Andy Murray (６）と「ベスト４」入りをめざして対戦する。この勝者が準決勝で Rafa Nadal ( ３ ) と対決する。 "Nikki" or "Nike" means "Victory" in Greek.

「岡田」民主党、「民共連立（共闘）」で「革新政権樹立」（岡田内閣）をめざせ！

民主党が都市部の「小選挙区」でほとんど全滅したのは、共産党との「共食い」による。従って、共産党と共闘／連携して、候補者をうまく調整する必要がある。それ（共闘）なくして、民主党の大幅な党勢拡大、政権奪還はあり得ない！　　作戦に柔軟性がないと、昔の社会党のごとく「万年野党」に甘んじ、最終的には消滅せざるを得なくなる。社会党や絶滅した「マンモス」の轍を踏むな！「網膜再生」後は、新しいビジョン（視野）を掲げる岡田代表の再出発が望まれる。。。

世界初の「ＰＡＫ研究センター」を沖縄の琉球大学構内に今春開設予定！

創始者／センター長は、琉球大学農学部を今春定年退職予定の多和田真吉教授 (上記写真の左端)。最近、沖縄特産の植物からいくつかのＰＡＫ阻害剤を発見。これらの天然ＰＡＫ阻害剤やその誘導体から、癌や認知症など種々の難病の治療薬、健康長寿に役立つ食品、美白作用のある化粧品などの開発を将来の目標として、多角的にＰＡＫ研究 (PAK-omics) を進める予定。実験動物として、ＰＡＫが遮断されると蛍光蛋白「ＧＦＰ」が発現するセンチュウ株（ＣＬ２０７０）を駆使し、「ＰＡＫ遮断=ＨＳＰ誘導」という法則を利用して、(副作用のない) ＰＡＫ遮断剤を短時間にスクリーニングするのが、このセンターの特色。環太平洋地域における「PAK-omics」の最大拠点をめざす。。。

Prof. Ferid Murad: 1998 Nobel Lareate in Medicine for the discovery of Nitric Oxide (NO).

The leading organizer of "2015 DDT (Drug Discovery & Therapy) World Congress" in Boston (July 22-25). Interestingly, PAK-blockers such as CAPE in propolis suppresses the expression of iNOS gene which is essential for NO synthesis. Nitroglycerin in "Dynamite" induces NO production by activating the oncogenic/ageing PAK signalling pathway. During this 2015 DDT meeting, we plan to introduce the new biomedical science called "Pak-omics" for development of PAK-blockers which are useful for therapy of cancers and many other PAK-dependent diseases and for the longevity as well as "skin-whitening".

２０１５年箱根（大学）駅伝：　
青山学院大チームが往路を制す！

最後の５区（山登り）で、先行する馬場（駒大）を神野（青山学院）が（区間新ペースで）抜き去り、往路「初優勝」をもたらす。２位に明大、３位に東洋大、駒大は４位。 青山学院大チームは引続き、復路でも健闘し、（新記録で）初の「総合優勝」を果たす！　（総合では）大差で２位は駒大、３位は東洋大。

ベストセラー「Unbroken」:
不屈の五輪長距離選手

ベルリン五輪（１９３６年）の５千メートル競走で活躍した米国選手ルイス・ザンペリーニ (1917-2014) が太平洋戦争中、日本軍の捕虜（ＰＯＷ）になり、不屈の精神で様々な苦難（収容所での執拗な虐待）を生き抜いた伝記的物語。もし広島や長崎に原爆が投下されなかったら、恐らく日本軍によって皆殺しになる運命にあった捕虜の一人だった！このベストセラー本が映画化され、目下米国で大きな評判を得ている。ドイツを始め多くのヨーロッパ諸国でも、その翻訳が出版されている。だが、この邦訳が出版される（あるいは映画が日本で上映される）のは、恐らく（早くとも）今から２０ー３０年先のことだろうと言われている。日本人は一般に（ドイツ人と違って）戦争中に犯した残虐な犯罪を素直に認めようとしない「国民性」（精神的欠陥あるいは未熟さ）を持っているからである。詳しくは、上記のイメージをクリックせよ。

"No Ordinary Time" (1994)
by Doris Goodwin

最近出版された邦訳「フランクリン＝ルーズベルト：　（上巻）日米開戦への道」（中央公論）. ルーズベルト大統領夫妻の闘い: 対「ポリオ」 (小児麻痺ウイルス)、対「経済大恐慌」、対「ファッシズム」, 対「人種差別」など。戦後の聡明な「民主党」大統領夫妻（クリントン夫妻もオバマ夫妻）も、ルーズベルト夫妻をハワイトハウスの「鏡」にしてきた。
For detail about the author (Doris Goodwin), click the above image.

難病を癒す「魔法のメロディー」！

健康長寿をもたらす「バイオミュージック」を目下 (電子鍵盤で) 創作中であるが、 「魔法のメロディー：ＰＡＫ１８」 は少なくともＳＦ小説の題名にはピッタリである。森雅裕作「モーツアルトは子守歌を歌わない」という探偵小説を２５年ほど昔に読んだことがある。何と名探偵の名は楽聖「ベートーベン」！もちろん、名曲の楽譜もふんだんに登場する面白い小説である。序盤で「へ調：　ミファミレドレドー」に始まる旋律が流れる。これをＤＮＡ (遺伝子) 音楽の「発現プロモーター」として借用するのは名案かもしれない。。。少なくとも幼児 (赤ん坊) がきっと耳を傾けるからだ。

京大がエース「平井健」を中心にして、４１年振りに全日本大学駅伝大会で健闘！

For detail, click the above image.
実質的な戦いは駒大と東洋大との間で展開するだろうが、京大がどこまで上位に食い込むか注目したい！
結局、駒大が４連覇を達成、２位は明大（最後に青山学院を抜く）。京大(ゼッケン番号２３) は（２６チーム中）１８位。残念ながら、６位までのシード圏内には入れなかったが、来年の躍進を期待したい！

菜食主義で「引退の花道」を飾る！

２００６年「有馬記念」で優勝し１３連勝を飾って引退した三冠馬 「ディープインパクト」は史上最強の追い込み馬だった。
For detail of the "Deep Impact", click the above image. By the way, the name of this horse (born in 2002) was named after the 1998 US film "Deep Impact".
豪州メルボルンの競馬界では、２５連勝を飾って引退した名馬（牝馬）「Black Cavier」が有名である。競馬の世界では「オスメス同等」なのは特に面白い！　午年生まれの私も、これらの名馬に見習い、（インパクト数が高い「ＰＡＫに関する」医科学研究で）人生最後の追い込みを駆けている。。。
「有終の美」を飾るという表現に相応しい名将の例は古今東西ごく稀である。古くは三国誌の諸葛孔明、日本の相撲界では双葉山や大鵬が名高い例である。プロ野球界ではホームラン王だったヤンキースのルー・ゲーリック（１９０３ー１９４２）や巨人の川上哲治 (背番号16) が私の古い記憶に残る。水泳界では、豪州の長距離選手で菜食主義者でも有名だったマレー・ローズ（１９３９ー２０１２）が歴史に残る。マラソン界では、裸足の英雄として知られるエチオピア出身のアベベ・ビキラ、ローマと東京五輪で連続優勝した。アベベも菜食主義者だったそうである。私自身は菜食主義者ではないが、魚肉や鳥肉以外の肉食は出来るだけ避けるよう心がけている。ヘモグロビン（鉄分）含量の高いいわゆる「レッドミート」は寿命を縮めるという科学データがあるからだ。胃腸の長さから類推して、人類はチンパンジーや馬と同様元来「菜食主義」であったというのが、マレー・ローズの父親の主張である。詳しくは、イアン・ローズの手記【世界記録を生んだ栄養食】（１９６４）を参照されたし。

「マラソン」は健康長寿には良いが、もはや「日本人のお家芸」ではなくなった！

瀬古がボストンマラソンで2度優勝して以来、もう25年以上経つ。野口がアテネ五輪 (女子) マラソンで優勝したから10年経つ。その後、世界の舞台で日本人が優勝したケースはなくなった。マラソン界は今やケニア、タンザニア、エチオピアなど東アフリカの高地で育った選手たちによって独占されている。残念ながら、マラソンはもはや日本人の誇るべきスポーツではなくなった。表紙の左端を走る孤独なマラソン選手の前方 (右端の外) には、肌の真っ黒な数人の先頭集団が想像できる。。。

A Pandemic “Ebola” Phobia: “Ebola” is more deadly than a terrorist group called “IS".

More than 4 000 people have died of “Ebola virus” infection spreading around West Africa. Recently a man in Texas, who returned from West Africa, died of “Ebola”, and a Spanish nurse in Madrid who treated an Ebola patient from West Africa was found to be infected with “Ebola”. Then her pet (dog) was put down, because of the fear (phobia) that he or she might be infected with this deadly virus from this nurse (see the above image). In the end, this nurse was cured of "Ebola"!

ノーベル物理学賞 (2014) が、日本の科学者
(赤崎勇、天野浩、中村修二）に！

青色の発光ダイオード（ＬＥＤ=Light Emitting Diode）開発と実用化に寄与. 例の忌まわしい「Stab 細胞」事件以来、しばらく日本の科学界に暗い影が投げかけられていたが、この名大チームによる「実用的なLEDの発明」が世界的に評価され、我々科学者仲間の足下が (文字通り) 再び明るく照らされて嬉しい！

Dr. Barry Marshall, who swallowed H. pylori, proving that it causes stomach ulcer.

A team of bold “Aussie” scientists (Barry Marshal and Robin Warren) won 2005 Nobel prize in Medicine for their unexpected discovery that stomach ulcer is caused mainly by an enterobacteria, not by a stress! Interestingly, this bacteria (H. pylori) requires the oncogenic kinase “PAK” in host cells for its infection causing a series of stomach illness including inflammation, ulcer and cancers. Furthermore, infection of other pathogens such as malaria, HIV and influenza virus also requires PAK. Thus, propolis which contains PAK-blockers such as CAPE is among the very potent and safe antibiotics preventing/curing these infectious diseases.

甜菜根由来の赤い色素「ベタニン」
(beta-シアニン配糖体)

水溶性の赤い色素「ベタニン」(E162) には、抗癌作用、抗マラリア作用などがあり、PAK遮断剤の一種と思われるが、ひまわり由来の赤い色素「ヴァン=ゴッホ」にも、類似した作用があると思わるれ。
ついでながら、ロシア料理で有名な (赤い) 野菜スープ「ボルシチ」は、実はウクライナ農民の料理で、赤い甜菜などをタップリ煮込んだ滋養豊かなスープ。

"Sunflower" Project
(品種: Solar Flash)

この「小人」向日葵 (ひまわり ) の種は珍しく赤い！種蒔きの前に水に一晩漬けると、エキスが赤ワインのごとく真っ赤になる。(水溶性の) 赤い成分は無味無臭であるが、試しにちょっと飲んでみると、鎮静/催眠作用があるような気がする。昼間なのに眠気を催した。晩冬のある日、我が家の庭に種蒔きをして、夏の開花を楽しみにしている。(普通のひまわりは高さ2メートル近くになるが) この品種は丈の高さがせいぜい40-50 cmにしかならないそうである(「小粒でもピリリと辛い」という類の植物かもしれない)。開花後、種を収集し、赤いエキスの薬理作用を詳しく調べたいと思っている。(余りはずれない) 自らの直感を信じれば、(赤い「花椒エキス」と同様) このエキス(有名な画家にちなんで、「ヴァン=ゴッホ」と命名) にもPAK遮断剤が含まれている可能性大である。水溶性で無味だから、 (胃腸からの吸収が良い) 経口薬となりうる。。。

Teprenone/Selbex (geranylgeranylacetone):
a "cheap" PAK1-blocker

It has been used for therapy of stomach-ulcer for 3 decades, but it would be useful for treatment of many other PAK1-dependent diseases such as cancer, NF, TSC, AD (Alzheimer's disease), inflammation, and a variety of infectious diseases such as AIDS, malaria, and flu.
It inhibits the isoprenylation of RAS and RAC/CDC42 essential for activation of PAK1. It is very inexpensive (costing only 30 cents daily), far cheaper than the NZ propolis (Bio 30)!!

吉野で「神武天皇」に初体面

伝説上の人物「神武天皇」は鉄器を使う弥生文化民族で、恐らく朝鮮半島から九州に上陸して、(鉄器を持っていなかった) 土着の縄文文化民族を平定し、更に東征して、奈良の吉野地方にやってきたといわれている。イスラエルの羊飼いダビデは巨漢 (敵の大将) 「ゴリアテ」をパチンコの玉 (魔法の弾丸) で倒し、ユダヤ人の王となった。つまり、「神武天皇」の鉄器はダビデのパチンコに相当する。さて、1977年に発癌/老化酵素「PAK」を初めて見つけた「PAK 」研究の元祖である我々は、21世紀初頭に、「PAK 」を抑えるプロポリスを「NF2 」特効薬として開発した。従って、プロポリスは古代の英雄「ダビデ」や「神武天皇」の開発した新兵器に相当すると言えよう。この夏、全く偶然にも、吉野地方の大台ヶ原を旧友と散策中、鉄器の「神武天皇」に初体面する機会を得たので、記念写真を一枚撮ってもらった！

「セクシー」なマネキン相棒
(Torso165; B=86, W=61, H=90)

ほぼ理想的なプロポーションの体躯を備えたマネキン、欠けている頭部と両脚を(想像力で) 補充してやれば、(私と等身の) 身長165センチ前後になるはず。もし億万長者なら、本物の「ミロのビーナス」あるいはその等身大コピーを入手できるだろうが、我々庶民クラスの学者や芸術家には、そんな贅沢を楽しむ資産は毛頭ないので、代わりに「メル (メルボルン) のビーナス」から頭と四足を省略したマネキン「トルソ165」で、満足 (我慢) しなければならない。近い将来、デッサンや壁画などのモデルとして、我が「アトリエ」で大いに活躍をすることを期待している。この種の趣味は( 発癌/老化酵素「PAK」を抑制し) 古稀を過ぎた老人の健康長寿に寄与すると、私は信じて疑わない。For detail of this "mannequin" shop, click the above image.

Prof. Akira Sawa at Johns Hopkins University: Finding PAK1-blockers as Schizophrenia Therapeutics

Prof. Sawa ( the center of the above photo) is the director of Schizophrenia Center at Johns Hopkins in Baltimore. Dysfunction of DISC1 is a cause of Schizophrenia, leading to the abnormal activation of the oncogenic/aging kinase "PAK1". Thus, a variety of natural or synthetic PAK1-blockers could serve as schizophernia therapeutics. Recently his group showed that one of synthetic PAK1 inhibitors delays or improves the schizophrenia symptom in DISC1-deficient mice. For detail, click the above image.

藤田紘一郎 (名誉) 教授

俗称「カイチュウ」博士が、健康食品「プロポリス」の抗癌作用を宣伝したため、薬事法違反の疑いで、書類送検された！さて、「シャブロン」は一体なぜ、プロポリスや癌の専門家ではない博士に、謝礼１０００万円を払って、自社のプロポリスの宣伝を依頼したのか、という疑問が残る。。。「CBプロポリス」の品質 (ARC 含量) を確認する必要があろう。

健康長寿の元「ゲットウ」 (月桃) ！

沖縄が「長寿県」である主な理由は、ゴーヤやゲットウなどを食生活に生かしていることにあるようだ。ゲットウの葉 (精油) にもＰＡＫを遮断することによって、ゴーヤ同様、寿命を延ばす薬効や美白効果などがあるらしい。
従って、沖縄に将来「ＰＡＫ研」を創設し、一連の新しいＰＡＫ遮断剤を開発/発掘する最大拠点にする価値は大いにありそうである。。。 For detail, click the above image.

市販のＰＡＫ遮断剤「フィンゴリモド」
(化学名: FTY720) ！

元々、１９９０年代中頃に日本で臓器移植用に開発（抗生物質から半合成）された免役抑制剤「ＦＴＹ７２０」が、つい最近になって「ＭＳ」治療薬として市販された。ところがその薬効を分子レベルで詳しく調べてみると、この新薬も「ＰＡＫ遮断剤」であることが判明した。
*京大の藤多哲朗教授と台糖、吉富製薬（FTYの名称は三者にちなむ）の共同研究でIsaria sinclairii（冬虫夏草菌の一種）に含まれる成分ミリオシン（Myriocin、ISP-1）に免疫抑制効果が見出されたことから、この化合物の構造に基づいて新たに合成され、その後三菱ウェルファーマ（現・田辺三菱製薬）等で開発が行われた。腎移植および多発性硬化症に対する治験が行われ、多発性硬化症治療薬として米国では2010年、日本では2011年に発売。商品名はイムセラ®（田辺三菱製薬）、ジレニア®（ノバルティスファーマ）。一日一回、カプセル一錠を経口投与する。2011年11月末の薬価収載では、0.5mgカプセル一錠当たり8172円!
For detail, click the above image.

黒部「黒四」ダム：　　完成５０周年を迎える！

「黒部の太陽」(小説と映画) で有名な（数年がけの）黒部ダム（日本一の高さ１８６メートル）の建設が完成したのは１９６３年、半世紀も昔のことである。この建設により、黒部渓谷下流の洪水が未然に防止されると共に、膨大な水力発電が可能になった。私はこのダム（黒四）を眺めながら、難病の治療薬「ＰＡＫ遮断剤」とは、ダムのようなものだとつくづく感じた。

著者: 丸田浩 (薬学博士、メルボルン永住)
癌と老化の最先端（分子レベル）研究家

癌を含む様々な難病ばかりではなく老化現象の元凶が「ＰＡＫ」と呼ばれるキナーゼ (蛋白燐酸化酵素) であることが、ごく最近明らかになった。従って、「ＰＡＫ」を遮断する薬剤は、将来計りしれぬ膨大な市場価値を持つ。そこで、ファイザーなど欧米の大手製薬会社が「ＰＡＫ」遮断剤の開発の一番乗りをめざして、目下しのぎを削り合っている。しかしながら、合成の新薬が市販されるまでには、今から１０年近くかかる臨床テストを経ねばならない。それまでの間、様々な「ＰＡＫ」依存性の難病に苦しんでいる多数の患者たちは一体どうすれば生き延びることができるだろうか？「ＰＡＫ」研究の草分けである著者は、海外での３５年以上の研究成果に基づいて、患者の目線で「ＰＡＫ」を遮断する様々な「ハーブ」類を再発掘し、それを単行本にまとめて出版する決心をした。なお、著者の研究歴については、上記の写真をクリックせよ。

原子力(原爆/原発) に頼る時代は終わった！
自然に帰り、太陽エネルギーをフルに活用せよ！

北京郊外で酪農業を営んでいたありし日のヒントン夫妻とその子供たち。後列：　アーウイン（左）、ジョアン（右）前列：　長男　フレッド　（左）、　長女　カレン（右）:
実は私の友人で、米国のＮＩＨで仕事をしている生物学者、羅遠博士は北京大学出身であり、ジョアン・ヒントンの娘カレンと大学時代、同級生 (親友) だったという。カレンは現在、フランスに住んでいるそうである。ジョアンはいわゆる「文武両道」の人だった。大学時代はスキー選手で、１９４２年に札幌で開催されるはずだった冬季五輪の米国代表チームの一員 (スター) だった。しかし、五輪開催直前に、日本の軍部が無謀にもハワイの真珠湾を攻撃したため、（日米間に）太平洋戦争が勃発！五輪の中止に伴い, 彼女は大学院で原子物理学の研究に専念し、恩師フェルミ教授に抜擢されて、ロス・アラモスの砂漠で原爆開発に従事する運命になった。　もし、あの忌まわしい戦争がなかったら、彼女は原爆の代わりに、スキーで金メダルを獲得していたかも知れない。。。
(米国の軍事力と頭脳を侮った) 日本軍部の愚かさが最終的には、原爆による広島 /長崎の悲劇を招いたのは明らかである。さて、日本政府や電力企業の愚かさが目下、原発事故による多大な人災を招きつつある。日本民族には過去の大失敗から何かを学びとる「頭脳」が一体あるのだろうか？

「クロセティン配糖体」(クロシン)

クロセティン(左端) は通常、「ゲンチオビオース」と呼ばれる２糖類 (右端) とエステル結合して、配糖体 (クロシン) として、サフランの花の赤い柱頭やクチナシの果実の中に豊富に存在する。
なお、東大薬学部の斎藤洋教授らによるサフラン(クロシン) の記憶増進 (痴呆予防) 効果などについては、上記のイメージをクリックされたし。
さて、サフランの高級品は25 g 当たり15、000 円もするそうだ。生薬としてはやや高価である！サフランのクロシン含量は乾燥重量の15% とすると、 (体重60　ｋｇの）成人が毎日 12 mg/kg のクロシンを経口するためには、クロシンを700 mg, つまりサフランを少なくとも4.5 g 経口する必要がある。従って、毎日の薬代が最低 3千円近くかかる計算になる。結局、プロポリス「Ｂｉｏ　３０」の方がずっと安い！さて、安いクチナシの実なら、１００g 当たり３００円。そこに５００ｍｇのクロセティンが、通常含くまれる。従って、クチナシの実なら、毎日の薬代が１５０円程度で済む。「Ｂｉｏ　３０」と良い勝負だ！

桑の木　(Ｍｕｌｂｅｒｒｙ）を栽培しよう！

葉にはＲ４、果実にはＣ３Ｇ (アントシアニンの一種) と、ＰＡＫ遮断物質が豊富なので、ブルーベリーと同様、我々の健康長寿への一助になる。私自身の経験では、ブルーベリーの潅木は成長がかなり遅い。しかし、桑の木の成長は非常に速いと聞いた (放っておけば、高さ10 m にもなる！) 。そこで、かなり短気な私には、桑の栽培の方がずっと適しているようだ。。。

熱帯病 (眠り病) の特効薬「アスコフラノン」(AF) の開発

実はアスコフラノンもＰＡＫ遮断剤なのだ！従って、熱帯アフリカのいわゆる「見捨てられた病気」(眠り病) ばかりではなく、温帯に住む我々自身を取り巻く癌などの難病や老化現象の予防、治療にも有効な「人畜無害」の薬になる可能性が高い。。。（ＡＦが発見された1972年に私は薬学博士号を取得し助手に就任したが、丁度同じ年に北君が学部4年生／卒業実習生として、我々の「微生物研究室」に入ってきた。それが我々にとって「運命の出会い」となった。以後、恩師水野伝一先生の下、我々それぞれ創薬へ情熱を傾け始めた。もう40年以上昔の話だが)

ブルーベリーがもたらす「一石三鳥」のご利益

ブルーベリーの果実には、ＰＴＥやプロアントシアニンなどのＰＡＫ遮断物質が豊富に含まれ、抗癌作用、(男性の) 性欲増強作用、さらに健康長寿を促進する働きもあることが期待される。
論より証拠、(夏場に) ブルーベリーをタップリ食べて、期待される効果があるかどうか、自分で実際に試してみることをお勧めしたい！夏バテもしなくなるはずである。。。

Potent PAK1-specific Inhibitors (IC50 around 10 nM)
Developed by "Afraxis" in San Diego

This venture biotech company was co-founded by Prof. Susumu Tonegawa (MIT/RIKEN) , 1987 Nobel laureate, a few years ago shortly after his group found in 2007 that an autism associated with Fragile X syndrome could be suppressed by inhibiting the kinase PAK1 in a mouse model. Since these PAK1-specific inhibitors pass the BBB (blood brain barrier), and could be orally taken, they would be potentially useful not only for this type of autism, but also for several other PAK1-dependent brain diseases such as NF, TSC, glioma, epilepsy, LD (learning deficits), depression, schizophrenia, AD (Alzheimer's) and HD (Huntington's), in addition to more than 70% of cancers (in particular solid tumors). For detail, click the above image.

Simon Anggi (Anggie？) は振り込め詐欺師か？

豪州のケーンズに事務所 (Revo Medical) を持ちながら、なぜかインドネシア(Bali 島）にある銀行口座に米ドルで振り込み（前払い）を要求するこの謎の人物（上記画像）は、福島原発事故［メルトダウン］を悪用する（目下インドネシアの銀行を根城にする）“振り込め詐欺師”の一味なのだろうか？
警告：商品の代金を前払いで振り込めと要求してきたら、”詐欺”だとまず疑うべきだ。しかも、口座名が会社名でなく個人名だったら、詐欺であることは疑いの余地なし！ちなみにインドネシアの銀行は管理がずさんだから、詐欺師が偽名で口座を開くことができるため、振り込め詐欺師たちの巣窟（温床）になっている。

薬効を高める「包接プロポリス」
CD Complex of 「Bio 30」

ＮＺプロポリス「Ｂｉｏ　３０」の腸管吸収を高めるため、天然の環状オリゴ糖=ガンマ・シクロデキストリン(ＣＤ）の分子内部に、エキスを全部「包接」しまうことができる。この新製品は、癌やＮＦに対する治療効果を高めるばかりではなく、プロポリス独特の「苦味」を消すので、幼児にも喜ばれる。。。詳しくは、最近出版された上記の単行本を参照されたし。

星陵、我らあり、自由の天地

１９６７年の悪名高き「小尾」通達によって、導入された「学校群」制度（「日比谷つぶし」とも呼ばれる）は、「希望校を選択する自由」を奪うことによって、都立の名門「日比谷」ばかりではなく、都立高校全体のレベルダウンをもたらし、結果として、私立や国立付属などの高校に「漁夫の利」を与えたに過ぎない。今世紀に入って、その弊害がようやく認められ、都立の学校群／学区制度が全廃され、旧名門「日比谷」や「西校」などが、次第に「復活」し始めた。母校「日比谷」が、再び「自由の天地」に戻ることを切に祈る。。。

箱根駅伝：　早稲田の大迫（１年）、
第１区をトップで突っ走る

早大・大迫が首位を独走、２位の日大・堂本に約５３秒差をつけて、第２走者の平賀（２年）へタスキを渡す。平賀もよく健闘して、トップを維持し（２位日大・ベンジャミンと１３秒差で）、第３走者の矢沢（３年）にタスキを渡す。なお、最下位だった東海大は、「１７人抜き」を果たした村沢の激走で、３位に躍進した。矢沢もトップで独走（２位に浮上した東海大に約１分１０秒差をつけながら）、第４走者の前田（２年）にタスキを渡す。前田も快調なペースでトップを堅持しつつ（２位東海大と２分１７秒差）、山登りのベテラン猪俣（４年）にタスキをリレー、往路優勝への期待を大きく膨らます。なお、３連覇を狙う東洋大のエース柏原（３年）は３位（約３分差）でタスキを受取り、トップを走る早稲田を猛追する。。。

Chamomile: Rich in the anti-cancer flavone "Apigenin"

Apigenin is a yellow crystalline which has been used for dyeing wool. Recently it was found to have anti-cancer, anti-inflammatory and anti-diabetic properties. At molecular levels, apigenin inactivates the oncogenic kinases AKT and PAK1, and activates the tumor suppressing kinase AMPK. Interestingly, apigenin was found in propolis such as Bio 30 which is useful for the treatment of cancers, inflammatory diseases and diabetes. Thus, it is likely that honey bees collect apigenin from Chamomile flowers.

The Most Inspiring People
in My Childhood

Doug MacArthur, Edmund Hillary, Hideki Yukawa and my father were among the most influential people who cradled my spirit during my early school days. The 1949 Nobel laureate in physics (Dr. Yukawa) and my father shared the same university (Kyoto University founded in 1897). This university has been the very best school in natural sciences and mathematics in Japan, full of pioneer spirit. So I was very keen to study there, but my family living in Tokyo could not afford to send me to Kyoto, around 500 km away, because of the poverty. So I studied at Tokyo University, instead, where I could commute everyday from my home by local trains. Nevertheless, I managed to keep my pioneer spirit there with a great encouragement from my mentor, Prof. Den-ichi Mizuno, and in 1973 shortly after I got my Ph.D., I left Japan for good to study biochemistry of protein kinases such as PAK at NIH in the United States, Max-Planck-Institute in West Germany and Ludwig Institute for Cancer Research in Melbourne, Australia, for almost four decades, to tackle cancers mainly. I believe such a long overseas study of mine has been the very best gift from my family, in particular my late father, which has kept my pioneer spirit alive till now. So I hope some days I would be able to accomplish something unique that the rest of my family did not have a chance to do for a variety of reasons....

Vote for Adam Bandt (Greens) in Melbourne!

Adam Bandt (38) is an industrial and public interest lawyer living in Parkville. He used to work at Slater and Gordon - "doing Julia Gillard's old job", and got a PhD in Law and Politics from Monash University. He stood for the federal seat of Melbourne at the 2007 election against ALP's Lindsay Turner who held this seat for 17 years, but retired this year. Thus, Melbourne became the first ALP/Greens marginal seat. Last time Adam was short of around 5% to win this seat. This time he has the much greater chance to win for the first time. ALP held this seat since 1904, for more than a century. If Adam wins this seat, it would be a historical event in many aspects, in particular for the true progressive liberals. Voters in Melbourne finally realize that ALP is no longer "progressive" enough! For detail, click the above photo.

Federal Election: August ２１！ Can ALP win this election with a help from "Greens"?

The "right-shift" in ALP government policy under the leadership of Julia Gillard, the new PM, would urge many left-wing ALP supporters to vote "Greens", instead of ALP. This "green-shift", however, would not change the summation of ALP voters and Greens voters. Thus, ALP might manage to win this election with the greater help from "Greens" voters. However, after the election, ALP government must carefully listen to what Bob Brown, the leader of "Greens", wants. For detail, click the above photo.

丸田和彦 (博士)：トレハロース
「大量生産法」の開発者

１９９４年に林原研究所の丸田和彦 (当時２４歳) が従来不可能といわれていたでん粉からの安価なトレハロース大量生産法を確立し、翌年より従来の約100分の1の価格の1kg数百円で発売を開始した。ちょうど同じ年に、この研究所では、ブラジル産のグリーンプロポリス中の抗癌成分「アルテピリンＣ」(ARC) の発見もでがけている。

Ashwagandha (Indian Winter Cherry) extract contains the anti-cancer compound "Withaferin A"

This cell-permeable steroid (in short " WA") appears to inhibit the ubiquitin- dependent proteolysis by the 26S proteasome, thereby stabilizing several tumor suppressors such as p21 and p27, two CDK inhibitors, which are normally suppressed by the oncogenic kinases, PAK1 and AKT. Thus, it is likely that WA stabilizes the tumor suppressor PTEN, thereby inactivating both PAK1 and AKT, just like thalidomide.