人々の “健康促進” のために!

人々の “健康促進” のために!
2015年春、沖縄の琉球大学キャンパス内 (産学共同研究棟) に立ち上げた “PAK研究センター” の発足メンバー(左から4人目が、所長の多和田真吉名誉教授)
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2015年4月7日火曜日

肥満に悩む人は冷や飯を食え!

沖縄は最近、健康長寿県のタイトルを失い、肥満率が全国最大(36%)というありがたくないタイトルを獲得した。マウス実験では、“肥満と健康長寿は逆比例する”ことが実証されている。そこで、沖縄科学技術大学院大学(OIST)の研究グループが、肥満対策の一環として、太らない(難消化デンプン=レジスタントスターチを多く含む)米(稲)の品種を開発し始めたというニュースがテレビで放送された。“象牙の塔”と批判されているOISTがようやく、地元沖縄に貢献できる研究を始めたのは、歓迎できる。

しかしながら、良く調べてみると、温かいご飯のデンプンは消化しやすいが、冷えると、“難消化デンプン”に変化することが判明した。 したがって、冷や飯を食べる、あるいは、(冷えた)おにぎり弁当を食べると、肥らなくなる!

その昔(敗戦直後)、”貧乏人は麦を食え”*と国会で発言して、新聞の話題になった蔵相がいた。その蔵相はその後、池田隼人首相になった。 さて、現在の沖縄知事は、地元沖縄県民の願いをくみ取り、米軍基地を粛々と拡張する(米政府の傀儡)安倍政権と対決姿勢を取りつつある。私は、この知事に、“肥満症患者は冷や飯を食え” というメッセージを住民に発信することを提言したい. そうすれば、沖縄は昔どうり、健康長寿県に戻るだろうし、OISTで(難消化デンプン=レジスタントスターチを多く含む)米(稲)の品種を開発するために、研究費を浪費する必要がなくなる。もし私が沖縄知事になったら、“肥満になりたくないなら、ゴーヤおにぎりやゴーヤチャンプルを食べろ!” というメッセージを発信するだろう。ゴーヤやへちまには、PAK遮断剤である”ククルビタシン”が豊富に含まれ、肥満症を解消して、健康長寿をもたらすからである。

勿論、“肥満の解消”に最も有効なのは、“カロリー制限”(節食、腹八分目)と“適度の運動”であることは、言うまでもない。

*白米を食べても麦を食べても栄養価は同じだから、貧乏人は安価な麦で必要な栄養を取れ、という “生活の知恵”
 
 

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