人々の “健康促進” のために!

人々の “健康促進” のために!
2015年春、沖縄の琉球大学キャンパス内 (産学共同研究棟) に立ち上げた “PAK研究センター” の発足メンバー(左から4人目が、所長の多和田真吉名誉教授)
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2011年4月10日日曜日

「原子炉」は国有化、老朽化した原発は「廃炉」処理すべきだ!

名作「大地」の著者パール・バック(1892ー1973)が、1959年に出版した小説
「Command the Morning」(邦訳:神の火を制御せよー原爆をつくった人々) は、
史上初の原子炉や原爆を開発した現場に携わる科学者たちの葛藤が、
史実に基づいて描かれた作品であるが、その作品の中に、いみじくも史上初の
「原子炉事故」の模様が克明に描かれている。原子炉の操作中、誤って大量の
放射能を浴びた若い技士ディックが、病院のベッドで、ついに被曝死への運命を
たどる。1週間ほど死と闘い続けるディックの看護に終始した若い女性科学者
ジェーン (紅一点) は、ロスアラモス砂漠での史上初の原爆実験を目撃する
チャンスを失う。そして、彼女を含めて、70人近くの科学者たちが、日本への
原爆投下に強く反対する署名をする。しかし、トルーマン政府はそれを無視して、
広島と長崎に原爆投下を決行する。。。

さて、それから66年後に発生した我が国の「東電」経営の福島原発の事故現場
で、(東電の職員に代わって、決死的な収拾作業に従事したため)被曝した3人
の「下請け」技士が、治療のため、「放医研」の病院に運ばれる際、東電から誰
も付き添いを派遺しなかったという、信じ難たい事実が明るみになった。東電の
無責任さ、「他力本願」と(自らの被曝を避ける)「へっぴり腰」の対応に呆れる
ばかりではなく、「原発」という名の「時限爆弾」の経営を今後とも引続き、
福島や福井 (もんじゅ) の住民たちは、東京電力や関西電力に委せられるだろう
か? 我が国に散乱するこれら老朽化した原発は全部、閉鎖/廃炉処理しか外に
選択枝はないだろう。。。 政府は早急に「廃炉」勧告を出すべきだ!

そして、原発の経営は今後、(無責任な電力会社に代わって) 「国有化」
(電々公社)に移行すべきだ!

自然界のどこにも無尽蔵に存在する天然エネルギー、すなわち太陽光線、風力、
水力などを、もっと積極的に利用しようではないか!

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