人々の “健康促進” のために!

人々の “健康促進” のために!
2015年春、沖縄の琉球大学キャンパス内 (産学共同研究棟) に立ち上げた “PAK研究センター” の発足メンバー(左から4人目が、所長の多和田真吉名誉教授)
For detail, click the above image.

2014年4月3日木曜日

ATL (成人T 細胞白血病) の特効薬はすぐ目前にあった!

http://www.the-miyanichi.co.jp/hito/_4607.html

宮崎日日新聞の上記記事 (2014。3。13) によれば、南九州や沖縄に多い癌、成人T 細胞白血病(ATL)の原因となる成人T 細胞白血病ウイルス(HTLV-1)の保有者は全国に約100万人ともいわれているが、この癌の発症はわずか5万人。

宮崎大学医学部の森下和広教授(58)は、ATL患者の遺伝子解析を介して、抗癌蛋白「NDRG2」の機能不全を突き止め、新薬開発へ道筋をつけた。「ATLは発症すると根治が難しいが、患者の不安を取り除けるといい」と笑みをこぼす。

森下教授がATL研究に本格的に取り組んだのは2000年の宮崎大学赴任から。東大医科学研究所や国立癌センターなどで白血病研究に携わってきたが、九州以外でATLの症例数が少なく研究できなかった。「宮崎赴任が決まり、絶対ATLをやろうと決めた。 何としても病気のメカニズムを解明しようと思った」。

さて、「NDRG2」はもう一つの抗癌蛋白 (フォスファターゼ)「PTEN」を脱燐酸化することによって、活性化する機能を持つ。 その結果として、PAKを遮断する。 言いかえれば、プロポリスなどのPAK遮断剤はATLの予防/治療に有効であるはずである。前述したが、沖縄特産のプロポリスには、プロポリンGなど、「PTEN」を活性化することによって、PAKを遮断する特殊なフラボノイドが豊富に含まれている。更に、このプロポリスの起源植物である沖縄の「オオバキ」の葉や若芽にも、このフラボノイドがタップリふくまれている。 従って、ATLの特効薬は実はすぐ目前にあったわけである。。。   蛇足ながら、プロポリスなどの(安価な) 健康食品を信用できぬ患者には、(高価であるが) 市販の医薬品 であるFK228=CTCLの特効薬やフィンゴリモド=MSの特効薬などのPAK遮断剤をお勧めしたい。

0 件のコメント: