人々の “健康促進” のために!

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2015年春、沖縄の琉球大学キャンパス内 (産学共同研究棟) に立ち上げた “PAK研究センター” の発足メンバー(左から4人目が、所長の多和田真吉名誉教授)
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2009年10月21日水曜日

シシリー島の黄色い花 (Scotchbroom, Ginestra)

我が新居の近所をブラブラ散歩中、世にも不思議な花を見つけた。黄色い花だが、こ
の潅木には葉っぱが全く見当たらない。幹から枝が出て、そこから直接芽が出て、
非常に甘い芳香のする花が咲く(実は、このマグノリア=木蓮に似た香りが
私の鼻を真っ先に捉えた!)。

庭仕事に余念のない家のご主人(フィリップ老人)に尋ねたところ、母国シシリー島の
どこにでも生えている野生の潅木だそうだ。枝を2、3本もらったが、新居には花瓶など
備えてないので、(赤い)バケツに水をはって、そこに無造作に立てた(写真の前方。
後方=紫色の花は鉢植えのスペイン産のラベンダー)。繁殖には「種撒き」が必要で、
(枝をもらっても)插し木がきかないのは誠に残念だ。

この黄色い花の束を中庭に置くと、たちまちミツバチが数匹群がってきた。
すぐ隣にある (比較的芳香の弱い) ラベンダーなどには、目もくれなかった。
魅力の差が全く歴然としていた! 養蜂家としては、このエニシダ「Scotchbroom,
Ginestra」を我が家の園芸植物として最優先するほかないだろう。。。

イタリアのミラノ生まれの古い友人 (フランチェスカ) の話では、赤や紫の花を咲かせる
エニシダの品種もあるそうだ。黄色に加えて、赤や紫の品種も是非将来手に入れて、
我が庭に咲かせたいものである。

ところで雑談だが、西洋ではエニシダの枝から箒(ほうき)を作った。御伽話に出
てくる魔女(魔法使いのお婆さん)がまたがって空を飛ぶあの箒も、エニシダの
枝でできていると言われている。

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