人々の “健康促進” のために!

人々の “健康促進” のために!
2015年春、沖縄の琉球大学キャンパス内 (産学共同研究棟) に立ち上げた “PAK研究センター” の発足メンバー(左から4人目が、所長の多和田真吉名誉教授)
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2010年8月23日月曜日

豪州の総選挙で「グリーン党」が大躍進!

去る8月21日の総選挙で、豪州の「Greens」は大躍進を遂げ、参議院 (上院、76議席)では、
保守連合(35議席)、労働党(32議席)に次いで、9人の当選者を出したばかりではなく、
衆議院(下院)でもメルボルン市でアダム・バント(39)が労働党候補をみごとに破って、とうとう
初当選を果たした。 党首のボブ・ブラウン医師(参議院議員)は、党の躍進に大喜びだ。
二大政党に次いで、得票率12%を今回達成した。過去10年間、年々保守化しつ
つある労働党に愛想をつかした都市部のインテリ層が、進歩的な「グリーン」支
持に回り始めたからだ。

さて、この総選挙で、ジュリア・ギラード首相が率いる与党の労働党(日本の
「民主党」に相当する)は(十数議席を失う)大敗をきし、衆議院(総議席150名)で
72議席しかとれず、単独では過半数(76議席)に達せず、同様に72議席に留まった
保守連合 (日本の「自民党」に相当する)と、次の政権担当チャンスを競い合う羽目に
陥った。 そこで、残る少数野党の「グリーン系」議員2名と4人の無党派議員が、
労働党か保守連合かに組することによって、次期首相を選ぶべき貴重な鍵を握ること
になった。これら少数(革新)政党からの要求/意見を飲み、最低4名の追加議
員を獲得し過半数を制した党が、次の政権を担当することになる。既に「グリー
ン系」議員は労働党支持(連立)を表明しているので、労働党はあと2名、保守
連合はあと4名の支持者を獲得せねばならない。。。

こんな中途半端な選挙結果が出るのは、(二大政党制度に長い歴史を持つ)豪州では
極めて稀れで、(太平洋戦争直前の)1940年以来70年ぶりの「珍現象」である。
2、3週間以内には、争奪戦に決着が着き、労働党政権の継続、あるいはトニー・アボットを
首相とする保守政権が成立することが予想されている。

"Hung Parliament" Should Be Welcome!
(ALP eventually formed the government)


In a sense the "hung" parliament would be a healthy politics. For the voice
of a few minority parties such as "Greens" and Independents has to be carefully
heard and considered by two major parties, ALP (Labor Party) and Conservative Coalition,
in order to get the majority, eventually forming the next federal government.

In the end, ALP led by the PM Julia Gillard gained the support from 2 "Independents"
, securing 76 seats just enough to re-form the government with "Greens".
However, the 3rd "Independent" gave his support to the Conservative Coalition
led by Tony Abbot, which gained only 74 seats, insufficient to govern the
country for the coming 3 years.
Ende gut, Alles gut.

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