人々の “健康促進” のために!

人々の “健康促進” のために!
2015年春、沖縄の琉球大学キャンパス内 (産学共同研究棟) に立ち上げた “PAK研究センター” の発足メンバー(左から4人目が、所長の多和田真吉名誉教授)
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2010年9月7日火曜日

ピラミッドに4千年近く眠るミイラが物語る
「プロポリス」という名の抗生物質の威力

戦後を境にして、ペニシリンを始めとする種々の抗生物質の開発によって、(エイズ
以外の)ほとんど大部分の感染症は、ほとんど文明国からは駆逐され、いわゆる
「微生物の猟人」(微生物学者)は、今世紀に入って、少なくとも先進国では
(氷河期時代のマンモスのごとく)絶滅に近い状態にあると、私は思っていた。
ところが、多剤耐性の腸内細菌や新型インフルエンザが発見されるたびに、テレ
ビに感染症の大家なる人物が登場して、厚生省や病院に警笛を鳴らすところをみ
ると、この学問はまだ絶滅していないようである。しかしながら、これらの学者
たちは警笛は鳴らす(大騒ぎをする)が、その抜本的対策、つまり多剤耐性の
微生物を退治する知恵を余り持ち合わせていないように見える。

そこで、私の専門である「制癌剤」の開発分野から得た知恵の一端を、多剤耐性
の病原微生物の対策にも利用してもらえることを秘かに期待して、「プロポリス」
と呼ばれる古代エジプト時代から伝承されている「抗生物質の混合体」を紹介し
たい。プロポリスは25年ほど昔から、欧米で制癌剤の代替薬として、利用され
始めたが、このミツバチの産物は、元来4千年ほどの大昔、古代エジプトで、種々
の感染症や炎症の治療に使われていた。その知識は古代ギリシャにも伝えられ、
「医学の祖」と呼ばれるヒポクラテス(BC370ー460)が、この伝承薬に
「プロポリス」という名を与えた。ギリシャ語の「プロ」(守る)と「ポリス」
(都市あるいは蜂の巣)を合わせた新語である。ミツバチはおよそ一億年の長い
歴史をかけて、彼らの幼虫たちを外部の病原体から守るために、このユニークな
「抗生物質の混合物」を編み出した。たった一種類の抗生物質ではないので、
「薬剤耐性」が発生しないという優れた利点があるばかりではなく、大量に服用
しても全く副作用が生じない。更に、抗生物質は一般にウイルスなどに無効であ
るが、プロポリスは細菌、カビばかりではなく、インフルエンザやエイズなどの
ウイルス病にも有効である。

加えて、プロポリスは、我々の「免疫能」を高める機能も併せ持つ総合的な抗生物
質である (巌流島の決闘で、「一刀流」の佐々木小次郎を破った、「二刀流」の
宮本武蔵に相当する!)。

さて、古代エジプト人たちは、プロポリスの防腐剤としての威力を利用して、王家の
遺体を永遠にピラミッドに保存するために、(たとえ病死しても)火葬せず「ミイラ」
なる物を調製した。プロポリスの抗菌、抗黴、抗ウイルス作用のおかげで、熱帯
の砂漠下でも、腸内細菌も病原体も、4千年の長きにわたって、薬剤耐性をもた
らさずに、遺体をそのまま保存できた。もし、仮に薬剤耐性の黴菌が生じたら、
ピラミッド内の遺体は全て、百年はおろか数年以内に、「白骨化」していただろ
う。。。

21世紀の文明国に生きる「微生物学の大家たち」は、一体なぜ、この「ピラミッ
ドの謎」に気づかない(あるいは気づいても、無視し続ける)のだろうか? 
病人たちが皆、自宅でプロポリスを服用し始めると、病院も薬局もはやらなくな
り、医者も製薬会社も廃業になるからだろうか? 「あの世(天国)には医者が
いない」といわれている。病める人(病人)が一人もいないからだろう。。。 
さて、この世(地獄?)を、「プロポリス」の力(ミツバチの英知)で、(医者
要らずの)天国に変えることはできないものだろうか? 

私は1952年の4月から、小児結核で半年間ほど、自宅療養のため、小学校を
休学した経験がある。近所にいた「ヤブ医者」が効かぬ薬を長らく処方してくれ
た。幸い「パス」という特効薬を、母が横浜に駐留の米軍友人から手にいれてく
れ、私は、ようやく「九死に一生」を得た(当時、結核は「死の病」だった!)。
以来60年近く、私は医者の世話になったことがない。 いいかえれば、過去半
世紀以上、いわゆる「天国」に住んでいたことになる。。。

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