人々の “健康促進” のために!

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2015年春、沖縄の琉球大学キャンパス内 (産学共同研究棟) に立ち上げた “PAK研究センター” の発足メンバー(左から4人目が、所長の多和田真吉名誉教授)
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2008年5月12日月曜日

民主党副大統領候補、ヒラリー対ジョン・エドワーズ?

ヒラリーはなお頑迷に民主党大統領候補指名戦から身を引こうとしないが、客観的にみて、オバマの勝利は今や明らかになりつつある。従って、オバマは共和党候補ジョン・マケインとの一騎打ち(本番)に備えて、副大統領候補を徐徐選ぶ必要がある。オバマ夫人(ミシェル)は、ヒラリーが繰り返し示した予備選中の「敵対的な態度」にとうとう腹を立て、「ヒラリーを副大統領候補として押せない」とこぼしたという噂がちまたに流れている。もちろん、オバマ陣営は、その噂を公式には否定しているが。。。

しかしながら、政治は(専ら「自然」を相手にする)自然科学と違って、飽くまでも「人間」を相手にする闘いであるため、その成功には常に(ある程度の)「妥協」が必要だ。個人的な感情に走って判断を誤れば、失敗は目に見えている。オバマは小差でヒラリーとの大統領候補指名戦をリードしているに過ぎない。獲得代議員総数で、オバマ(53%)対ヒラリー(47%)という接戦を繰り広げてきた。そして、ヒラリー支持層には、「ヒラリーが副大統領候補に指名されなかったら、オバマには投票しない」と主張する頑迷な有権者が相当数ある。かような民主党支持層を失えば、オバマは(共和党一致団結の)マケインと大統領選に勝ち味(勝算)は少なくなるだろう。従って、ヒラリーを副大統領候補に推薦するのが、然るべき「第一の選択」であろう。もちろん、ヒラリーにそれを素直に受け入れる用意があるかどうかは、なお未知数であるが。。。

ヒラリーは史上初の女性米国大統領をめざして善戦してきたが、結果はほぼ失敗に終りそうだ。しかしながら、女性として初めての米国副大統領になるという名誉を獲得するチャンスは、(この善戦を通じて)まだ残っている。この仕事は大統領夫人(いわゆる「ファースト・レディー」)とくらべれば、明らかにずっと重責である(そして、もし大統領が不慮の事故で死んだ場合には、トルーマンのように、棚ぼた的に大統領に就任できる!)。もし、彼女に本気で政治改革をする気があるのなら、少し頭を冷やして、この絶好のチャンスを逃すべきではないだろう。 ヒラリーに、「玉砕主義」ではなく「次善」を選ぶ円熟した政治家の英知を期待したい。

もし、ミシェルとヒラリーの仲(あるいは、元大統領のビル・クリントンとオバマの仲)がホワイトハウスで、どうしてもうまくいかなくなったら、ヒラリーに副大統領を辞任してもらったら良かろう。米国史上、副大統領が任期の中途で(大統領に昇進せずに)辞任した前例が、わずかだが2つだけある。

http://www.abc.net.au/news/stories/2008/05/12/2241712.htm

Dear Hillary:

I respect your fight for US presidency, but your chance for being nominated as the Democrats' presidential candidate this summer is increasingly getting slimmer, and if you continues this dog fight against Obama, you would lose even your great chance for being nominated the Democrats' vice-presidential candidate. So we would like to urge you to "change" your gear to start running for the vice-presidency as early as possible. No woman has ever been elected the US vice-president, and you would be the very first electable vice-president candidate. The 1984 election was a disaster for US women, but this time you would grab a great victory for women if you start right now.

Wishing you all the best with your new campaign!

Warmest regards, Heidi

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