人々の “健康促進” のために!

人々の “健康促進” のために!
2015年春、沖縄の琉球大学キャンパス内 (産学共同研究棟) に立ち上げた “PAK研究センター” の発足メンバー(左から4人目が、所長の多和田真吉名誉教授)
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2017年11月11日土曜日

東京を襲った 「カスリン台風」 から70年

敗戦直後、1947年9月中旬に、大型の台風(catherine) が東京の真上近くを横断した。 当時の新聞記事によると、大雨で利根川と荒川の土手が決壊して、2000人近い人々が死亡または行方不明になったそうだ。(東京地方を直撃した)  台風の中で、未だ幼かった私の記憶に残る最大の台風だった。当時、私自身はまだ5歳未満で、我が家は杉並区高円寺駅前 (国鉄中央線) 近くにある墓地の隣に建てた木造の急造バラックに、住んでいた。当時、墓地の向こう側に密集していた商店街で、頻繁に火事があり、その度に夜中、我が家の障子(しょうじ) に赤々と映る墓石の影が恐ろしく感じられた。

さて、カスリン台風の目が 東京の真上を通過するという "米軍気象台" の予報に従って、襲来直前に、父がバラックの周りに副え木を打って、強風で家が飛ばされないように補強した。その晩、カスリンがやって来た。 風は強かったが、雨はそれほど降らなかったような記憶がある。翌朝、目が覚めて、天井を仰ぐと、なんと青空が見えた! 家の屋根全体がどこかに吹っ飛んでいったのだ。 それから、一年半後、小学一年生の中途で、我が家は大田区の大森第七中の近所にある畑に新築した頑丈な家に引っ越した。以後、東京直撃のKitty 台風などでも、自分の家の屋根が飛ぶような 劇的な体験はなくなった。

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