人々の “健康促進” のために!

人々の “健康促進” のために!
2015年春、沖縄の琉球大学キャンパス内 (産学共同研究棟) に立ち上げた “PAK研究センター” の発足メンバー(左から4人目が、所長の多和田真吉名誉教授)
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2014年11月22日土曜日

パッションフルーツ (果物時計草) の種子にはPAK遮断剤が豊富に含まれている!


パッションフルーツの実には種が沢山入っているが、あの種には美白作用があるそうだ。数年前の森永KK (横浜) による研究報告
によれば、美白作用を示す主成分は「ピシアタノル」と呼ばれる。 このポリフェノールは健康長寿の素として最近騒がれている「レスベラトロール」が胃腸や肝臓で酸化されて生じる天然PAK遮断剤の一種である。

実は最近、大阪に住む友人からメールをもらい、最近購入した「石垣島」産の香りの良い化粧クリームの中に、(前述した)ゲットウ(月桃)やローズマリーの葉エキスばかりではなく、パッションフルーツの種子由来のエキスも含まれているから、美白効果が期待できるという、いわゆる「効能書き」が入っていたが本当か? という問い合わせがあった。それに答えて、実際に文献調査した末、それが事実であることが判明した。

参考文献:
1.    Matsui Y, Sugiyama K, Kamei M, Takahashi T, et al. Extract of passion fruit (Passiflora edulis) seed containing high amounts of piceatannol inhibits melanogenesis and promotes collagen synthesis. J Agric Food Chem. 2010 ; 58: 11112-8.

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