人々の “健康促進” のために!

人々の “健康促進” のために!
2015年春、沖縄の琉球大学キャンパス内 (産学共同研究棟) に立ち上げた “PAK研究センター” の発足メンバー(左から4人目が、所長の多和田真吉名誉教授)
For detail, click the above image.

2016年1月23日土曜日

太陽系に 「第九の惑星」?

我々の住む太陽系には、地球の他に少なくとも8つの惑星が存在することが昔からわかっている。(小学校で習った基礎知識によれば)太陽からの距離の順に、水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星が知られている。

米国カリフォルニア工科大学(Caltech)の研究チームは去る20日、太陽系の最外縁部に存在する未知の「巨大惑星」を発見した可能性があると発表した。

通称「プラネット・ナイン(Planet Nine)」と呼ばれているこの天体は、地球の約10倍、冥王星の約5000倍の質量を持ち、「太陽系外縁部の異様な、非常に細長い軌道」を巡っている。 「この新惑星が太陽の周りの公転軌道を完全に一周するのに1~2万年かかる」と推定される。 地球が太陽の周りを一周するのに丸一年 (365日) かかることから、この新 "Planet"(or Commet?)の軌道は、地球の軌道の1ー2万倍も長いことになる。

この研究結果は、天文学専門誌「Astronomical Journal 」に掲載された。 この天体は数理モデルとコンピューター=シミュレーションを通じて発見された。 Caltech (パサデナ天文台)のマイク・ブラウン(Mike Brown)教授(惑星天文学)は 「これは、本物の太陽系第9番惑星とみられる。 非常に胸を躍らせる発見」と語る。

ハレー彗星は75年に一度地球に接近して来るが、この惑星/彗星は1ー2万年に一度しか地球に接近しない。 従って、この新しい(地球からはるか遠い)天体の発見を、我々人類の生活に実用(「悪用」あるいは「良用」)するチャンスは余りないだろう。 我々「シロウト」(非天文学者)にとっては、「Planet Nine」は、恐らく映画 「Star War (or Peace)」 の続編の筋書きを想像/創造する新しい材料 (ネタ) にしかならないだろう。

0 件のコメント: